ESD活動支援センター(全国センター)主催の「ESD推進ネットワーク全国フォーラム2018」へ参加・出展しました。全国より、ESDに関わる方が一堂に介し、シンポジウムや分科会が開催されました。
タイトル | ESD推進ネットワーク全国フォーラム2018 |
日時 | 平成30年11月30日(金)13:00-18:00 平成30年12月1日(土)9:30-14:30 |
場所 | 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木) |
主催 | ESD活動支援センター、文部科学省、環境省 |
共催 | 独立行政法人国立青少年教育振興機構 |
後援 | 日本ユネスコ国内委員会 |
【概要】
ESD推進ネットワーク全国フォーラム(以下「全国フォーラム」)は、持続可能な社会を担う人づくりに関わる多様なステークホルダーが一堂に集い、ESDに関する最新の国際動向、国内動向及びネットワーク形成の状況を共有するとともに、相互のつながりを構築・強化することにより、ネットワークが成長するための機会として、ESD活動支援センター、文部科学省、環境省が開催しています。
3回目となる今回は、「SDGs(持続可能な開発目標)を地域で達成していくための人づくり:地域ESD拠点の可能性」と題し、SDGsを地域で達成していくための人づくりとしてのESDと、ESD推進ネットワークにおいて重要な役割を担う地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)に焦点を当て、意見交換が行なわれ、持続可能な地域づくりと人づくりに関心を持つ教育関係者・自治体関係者・NGO/NPO/公益法人・企業/産業界・学生等が参加されました。
【当日プログラム概要】
【1日目】11月30日(金)13:00-18:00
セッション1 | 基調パネルディスカッション「SDGs(持続可能な開発目標)を地域で達成していくための人づくり・ESDのさらなる展開に向けて」 |
セッション2 | ポスター発表・情報交流セッション |
セッション3 | ESD関係省庁施策とESD推進ネットワークへの期待 ―持続可能な社会づくりのための消費者行動をめぐる諸課題を中心に― |
【2日目】12月 1日(土)9:30-14:30
セッション4 | 分科会 地域ESD拠点:活動成果と可能性 [分科会1 学校と地域ですすめるESD] [分科会2 自然災害に備える人づくり] [分科会3 地域と「国際」をつなぐESD] [分科会4 ユースの関わり、ユースの巻き込み] [分科会5 体験活動を提供する施設のESD] |
セッション5 | 全体総括 |
公式プログラム終了後、全国フォーラムに参加した“地域ESD活動推進拠点”の方や、地方ESD活動支援センターのスタッフを対象としたミーティングも開催されました。
【関東地方ESD活動支援センター参加概要】
■ブース出展
全国フォーラムでは、地域ESD活動推進拠点に登録された団体や、ESDに取り組む団体がブース出展を行い、全国8箇所の地方ESD活動支援センターも取り組み内容を紹介しました。関東地方ESD活動支援センターでは、昨年7月の開設以来実施してきた取組の紹介や、関東エリアに13ある地域ESD活動推進拠点の取組を紹介しました。
■分科会コメンテーター
2日目は5つの分科会が実施され、そのうちの一つ[分科会4 ユースの関わり、ユースの巻き込み]に参加し、コメンテーターを務めました。名古屋ユネスコ協会 会長の下枝 洋さん、北九州 ESD 協議会 サブコーディネーター(北九州市立大学 地域創生学群 3 年)の塚原 佑奈さんにより、ESD活動推進拠点の取組が発表され、それをきっかけに、地域での取組を進める際に必要な事について、5つのテーマでグループに分かれディスカッションを行ないました。
全国より多数のESDに関係する人が参加し、新しい知見やノウハウが共有されました。参加された皆さんが地域に戻り、より一層、ESDの活動が活発に展開されることが期待されます。
まとめ:伊藤博隆(関東地方ESD活動支援センター)