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2019.04.25 SDGs関連 レポート 地域ESD拠点 

【取材レポート】アースデイ in 桐生 2019

イベント名 アースデイ in 桐生 2019
開催日 平成31年4月21日(金)10:00~15:00
場所 群馬大学 桐生キャンパス(群馬県桐生市)
主催 アースデイin 桐生 2019 実行委員会
共催 群馬大学 理工学部・大学院理工学府
属性 SDGs、地域ESD活動拠点

 

◆背景
 アースデイ in 桐生は、群馬大学桐生キャンパスで、毎年春に産官学民が協力して行う環境教育のイベント。実行委員会形式で運営され、根津紀久雄(群馬大学名誉教授)実行委員長をはじめ、桐生近隣の様々な団体が協力して実施している。アースデイ in 桐生では、子どもたちが安心した永続可能な未来を迎えられることに主眼を置いていおり、環境問題に取り組む市民団体や企業等の活動紹介などを、体験型イベントやアトラクションなどで紹介。これにより、地域活性化をも含めた一人一人の環境に対する意識の向上と環境改善に向けた取り組みの活性化を狙いとしている。
 今年度のテーマは「明るい未来のために持続可能な開発目標(SDGs)を知ろう」として、SDGsについての理解を深める内容となっている。
 

◆内容
 産官学民、様々な団体によるブースなどの出展が85あり、大規模なイベントとなっている。ブースは共催の群馬大学理工学部の学生をはじめ、近隣高校や、環境保全に取り組むNPO、地元企業、群馬県や桐生市などの自治体などが出展している。今年度はSDGsのゴールの解決に寄与する活動を行う17団体をチェックポイントとした「SDGsスタンプラリー」も実施しており、このうち4か所を回ると、SDGsのカラーホイールの特製缶バッジが貰える。展示や体験ブースのほか、廃食油回収、フードドライブ(未利用食品の回収)、古着回収なども行われれた。来場者の構成としては、子供連れの家族が多い印象で、好天にも恵まれ、例年より多くの来場者があったようだ。


 
◆地域ESD活動推進拠点の関わり
 今回のアースデイ in 桐生2019でSDGs関連の取り組みを進めたのが、地域ESD活動推進拠点のチャウス自然体験学校だ。アースデイ in 桐生2019の実行委員会のメンバーとして、イベントの中でのSDGsの普及を提案し、他のメンバーの団体に呼び掛けてSDGsの17ゴールに貢献する活動をしているかをリストアップし、今回のSDGsスタンプラリーにつなげ、出展者全体のSDGsに関する意識も高まった。また会場の入り口付近に、SDGsに関する解説コーナーを設け、来場者へSDGsの重要性について紹介した(下記写真参照)。

 

地域ESD活動推進拠点
ESD活動支援センター(全国・地方)では、各地域でESDの取り組みを支援することでESD推進ネットワークを牽引する「地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)」を、重要なパートナーと位置づけています。
地域ESD拠点は、地域で先導的、波及効果の高いESD活動を実践している組織・団体や、地域でESD活動を支援している組織・団体などの協力を得て、形成されています。
関東・甲越静岡の地域ESD活動推進拠点

 
◆まとめ
 昨今、SDGsに関する関心が高まってきているものの、SDGsの意義などを正確に理解している方は、まだまだ少ないとという調査結果もある。アースデイのように一般の方も多く集まるようなイベントで、世界的な流れであるSDGsに関するPRを行うことは重要であり、正しい知識を広める上でも、こうした活動は必要な事ではないだろうか。
 当関東地方ESD活動支援センターとしても、地域ESD活動拠点と連携しながら、取り組みを広げていきたいと考えている。

 

◆関連リンク:
アースデイ in 桐生
チャウス自然体験学校

 

取材:伊藤博隆(関東地方ESD活動支援センター)

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