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2019.12.25 レポート 地域ESD拠点 

【寄稿レポート】環境エネルギー・ラボ2019 inたかつ/第7回かわさき環境フォーラム

神奈川県の地域ESD拠点である、NPO法人アクト川崎(川崎市地球温暖化防止センター運営団体)より、イベントの報告を寄稿していただきました。
 

 
【開催概要】

イベント名 環境エネルギー・ラボ2019 inたかつ/第7回かわさき環境フォーラム
かわさき環境教育フォーラム
「始まっている、学校教育でのSDGs/ESDの取り組み」
開催日 令和元年12月14日(土)15:00~17:00
場所 高津市民館・視聴覚室(川崎市高津区)
主催 環境エネルギー・ラボ実行委員会(世田谷区、川崎市、東京都市大学、産業能率大学、エネルギー・環境子どもワークショップin川崎実行委員会、二子玉川エリアマネジメンツ、NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク、(一財)世田谷トラストまちづくり、川崎市地球温暖化防止活動推進センター)
川崎市地球温暖化防止活動推進センター<認定NPO法人アクト川崎(地域ESD活動推進拠点、かながわSDGsパートナー)>
後援 川崎市、CC川崎エコ会議、川崎市教育委員会、世田谷区教育委員会
参加者 約50名(学校・教育関係者約15名、保護者約10名、市民・事業者約10名、登壇者:5名、主催者関係者・スタッフ約10名)

 
【プログラム】

15:00 はじめに  (進行:川崎市地球温暖化防止活動推進センター 竹井斎)
15:05 事例報告1「ESDのホールスクールアプローチに向けた取組み」
世田谷区立明正小学校 小林佳世校長先生
15:20 事例報告2「キャリア在り方生き方教育で考える 知ろう SDGs・取り組もう ESD」川崎市教育委員会事務局総務部教育改革推進担当 吉田進指導主事
15:35 事例報告3「ESD/SDGs/コミュニティスクールの取り組み」
川崎市立平間小学校 石橋修一統括教諭
15:50 事例報告4「総合的な学習の時間・全校一斉SDGs授業への取り組み」
川崎市立南生田中学校 矢坂健太郎教諭
16:05 (休憩)
16:10 講話「学校教育とSDGs/ESD」
講師:目白大学人間学部児童教育学科 石田好広教授
16:40 質疑など

 
【アンケート結果】
◆学校教育でのSDGs/ESDの取り組みについて

分かった 10名
大体分かった 8名
よく分からない 1名
分からない

(分からないところは?)

  • キャリア教育の説明の中で「取り残されている」教育の実情を具体化していただきました。
    学校教育の中で「誰一人、取り残さない」はどう、取り組むべきでしょう?

  • 学校間の温度差、地域的差異(レベル)や特色。小中高の差異。ESDは手段or目的?

 
◆「SDGs/ESDへの取り組み」は必要と考えますか?

必要 19名
必要ない

(その理由は?)

  • これからの社会に生きる子どもたちに必要な力だから
  • 予測不可能な社会の中で、子どもたちが自らの課題として、関わる力を身につけるために、学校の中でのESDは必要不可欠だと思う。
  • 位置づけ(目標)される前から、大切にしてた視点です。
  • 教員がこのようにSDGs、ESDの研修をすることで、子どもたちに変えることができると思いました。また、世界的な取り組みとして、小学生の時から、触れることで、これからの諸問題に対して、解決していけるのではないかと思います。
  • 一人一人が少しの意識をして、小さな行動に出ることで、大きな成果につながるということを再実感したので、さらに出来ることを考えながら、続けていこうと思います。
  • 子どもだけが考えていく取り組みではなく、大人も一緒になり、同じ目標に向かって考えていくことが、大切だと深く考えさせられました。
  • 公害問題からは発展した“日本の環境問題”と、開発問題から発展した“欧米の環境問題”を統合的に理解し、子ども達に教えていく手段として、有効ではないかと考えた。
  • 世界は病んでいる。今の生活の延長では人類は遠からず亡びる。格差は広がっている。人間はもっと、賢くならなくてはいけない。

 
◆その他(自由記述)

  • 学校主導でカリキュラムを作るには、校長の強力なリーダーシップと深い専門性によるところが大きい。目の前のことで出来ることを一つずつ積み上げていく。また、機会があれば、このような会に参加させていただきたい。
  • ESDを追求することは、社会を変えるだけでなく、自己を変革すること。

 
 
定員超えの参加者となり、多摩川の両岸に位置する川崎市と世田谷区との先生方の交流もでき、盛会となりました。
 
 
寄稿者:竹井斎(NPO法人アクト川崎:地域ESD活動拠点)

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