~ESDで地域学習した小学生が、郷土資料館で展示解説にチャレンジ!~
「江戸・深川のまちを語ろう」授業の見学と、取り組みの意義を考えるワークショップの開催
関東地方ESD活動支援センターでは、関東地域のESD(持続可能な開発のための教育)の推進を目的に、セミナー等の開催などを通じ、ネットワークの構築を目指しています。今回は、ユネスコスクールの小学校が地域の資料館と連携して、ESDで学んだ地域の歴史を6年生が資料館で発表する取り組みから学び、考えます。
ESDは、様々な手法により各地で取り組まれていますが、自分たちの住む町の過去の様子を学ぶことは、地域への「愛着」や「誇り」を持つことに繋がります。今回、八名川小学校と江東区深川江戸資料館のご協力を得て、実際の発表の様子の見学と、こうした取り組みの意義について、参加者の皆さんとともに考えます。
日時:平成29年9月25日(月)9:30~16:00
会場:江東区深川江戸資料館(東京都江東区白河1-3-28)
対象:学校、社会教育施設等関係者、ESDに関心のある方
申込:9月15日(金)締切
主催:江東区立八名川小学校、江東区深川江戸資料館、関東地方ESD活動支援センター
参加費:無料 ※午前は入館料400円(当日徴収)
定員:30名
八名川小学校のESDの取組
江東区立八名川小学校は、平成22年度よりユネスコスクール認定校となり、以来「ふるさと深川を愛し、町の歴史を語れる児童を育てる」べく、6年生を対象に総合的な学習の時間を中心に「江戸深川の町を語ろう」を展開している。この学習は年々進化を続け、平成27年度より、深川江戸資料館の協力を得て、館内各コーナーで子ども解説員活動を展開している。
~以下、手島利夫校長の資料より~
ESDを踏まえて豊かな学びを創るために、教科・領域をつなげ、既習事項を活用する視点と、「学びに火をつける」指導の充実を図ってきた。その中から、大人を信頼し、自分事として学び、和やかに協力し合い、やる気に満ちた子どもたちの姿が実現されてきた。これと呼応するように、学力も育っている。文部科学省の全国学力学習状況調査でも、この7年間で、国語や算数の活用能力などが飛躍的に伸びてきた。豊かな学校生活と主体的な学びと総合の充実の上に「学力」も育っているのである。
八名川小学校児童による「江戸の町案内」
○発表者:八名川小学校6年生児童(45名)
○参観者:八名川小学校5年生児童(69名)、
深川小学校5年生児童(予定)
八名川小学校保護者(事前申込制)、
区民・教育関係者(事前申込制)
○発表内容(例:昨年度の児童テーマ)
江戸の食べ物や食生活、江戸の野菜、江戸前寿司、江戸の漁業、長屋の暮らし、江戸の服装、江戸の船と水路、橋、松尾芭蕉、深川の地名と地形、深川の船の歴史、相撲の歴史、松平定信、徳川家康と深川、富岡八幡宮、深川神明宮、お神輿の歴史、深川
めし、江戸切子など
【プログラム概要】
八名川小学校主催
小学生による江戸・深川の歴史案内 |
9:15 | 受付開始 |
9:30~ | 児童による解説 第1部 | |
10:50~ | 児童による解説 第2部 | |
昼食 | 12:00~ | 各自昼食(一度会場を出て、各自近隣施設で昼食を摂ってください) |
関東地方ESD |
13:15 | 受付開始 |
13:30~ | 八名川小のESDの経緯と取り組み状況について(手島先生) | |
14:00~ | 深川江戸資料館の目指す、社会教育のポイント(資料館) | |
14:15~ | 参加者自己紹介 | |
14:30~ | 小学校と社会教育施設連携についてのワークショップ(関東ESDセンター) 1. そのメリットを考える(30分) 2. 各地でさらに普及するには(30分) |
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15:40~ | 振返り(手島先生、資料館) | |
16:00 | 終了 |
会場図
■江東区深川江戸資料館
東京都江東区白河1-3-28
最寄:「清澄白河」駅 A3出口より徒歩5分
東京メトロ半蔵門線(Z11)
都営大江戸線(E14)
お申込み 9月15日(金)15:00締切
FAX 03-6427-7976
メール kanto★kanto-esdcenter.jp(★を@に変えてください)
お名前 | 参加(希望に○) | 午前 ・ 午後 | |
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メールまたはFAX | |||
ご関心ごと |