ESDの取組・実践者を支援し、増やし、つながり、
ともに地域課題の解決、持続可能な社会づくりを目指していきます!
〇 ESDとは
「持続可能な開発のための教育(ESD,Education for Sustainable Development)」は、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等、人類の開発活動に起因する現代社会における様々な問題を、各人が自らの問題として主体的に捉え、身近なところから取り組むことで、それらの問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、もって持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動である。【ESD国内実施計画より】
〇 開設経緯
平成28年3月に、ESD関係省庁連絡会議において「我が国における『持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム』実施計画(ESD国内実施計画)」が決定されました。この計画では、「ESD 活動に取り組む様々な主体が参画・連携し、地域活動拠点の形成とともに、地域が必要とする取組支援や情報・経験を共有できる「ESD 活動支援センター(全国・地方)」を整備し、地域の実態を踏まえた効果的な運用を図っていく」とされています。これを受け、文部科学省・環境省は、平成28年4月にESD活動支援センター(全国センター)を開設しました。
〇 関東地方ESD活動支援センター 平成29年7月3日 開設
関東ブロック(1都9県:茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨・静岡)におけるESD活動・実践者を支援し、地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)と協働・連携した活動、さらに全国センターと協働・連携して地域と全国や海外との協働・連携を支援していきます。
- 地方ESDセンターは、当面、全国8カ所にある環境省の環境パートナーシップオフィス(地方EPO)を活用することとされており、関東ESDセンターは関東EPOがその役割を担い、関東EPO・全国センターと同じ施設内に開設します。
〇 ESD推進ネットワーク
ESD推進ネットワークは、持続可能な社会の実現に向け、ESDに関わるマルチステークホルダーが、地域における取り組みを核としつつ、様々なレベルで分野横断的に協働・連携してESDを推進することを目的としています。全国センターは、地方センターとの連携・協力のもと、このネットワーク形成に取り組みます。
※1 | 持続可能な開発のための教育円卓会議:ESDの推進方策について意見交換を行う場。NGO/NPO、教育機関、地方自治体、企業等各ステークホルダーで構成。 |
※2 | 持続可能な開発のための教育関係省庁連絡会議:持続可能な開発にかかわる省庁が連携してESDを進めるべく設置。11省庁が参画する。(文部科学省、環境省、内閣官房、内閣府、総務省、外務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、法務省、厚生労働省) |
〇パンフレット
ESD活動支援センターの機能や役割、連携してESDを支援していく“ESD推進ネットワーク”のイメージなどを掲載したパンフレットです。下記PDFデータをダウンロードのうえ、ご閲覧・ご活用ください。
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