タイトル | 関東地域:地域ESD拠点オンライン・ミーティング |
日時 | 令和2年7月9日(木)13:00~15:00 |
方法 | オンライン(zoom) |
対象 | 関東ESDセンターエリアの地域ESD拠点に参加を呼びかけ |
内容 | 〇コロナ禍での地域ESD拠点各位の現状や、有効な対応方法などの共有 〇SDGs関連で実施している取り組みの共有 |
【概要】
新型コロナの影響でESDに関連した様々な活動が困難になっている中、地域ESD拠点の皆さんもご苦労されている事が想定されるため、今回はじめて、オンライン・ミーティングを実施しました。ご参加頂いたのは地域ESD拠点の方7名、関東ESDセンター、ESD全国センターの方にもご参加いただき、総勢12名です。コロナの状況の中で皆さんどのようにご苦労され、どのように活動を進めているのか、共有しました。
【話題と主な意見】
- コロナ禍での地域ESD拠点各位の現状や、有効な対応方法などの共有
- 行事の殆どが中止
- 学校関連の委託事業も中止
→7月から開催のところもある
→学校に行けないので動画作成を検討
→リモート出前授業を実施 - 夏休みのイベントも開催しずらい状況
- 国連とやっていた海外案件が、先方の組織がコロナでストップ
- コロナ特設サイトを協働で立ちあげ
- 運営する施設は長期休館したが、3密を避け徐々に再開
- SDGs関連で実施している取り組みの共有
- 教員向けのSDGs講座を実施
- 地元高校と、マダガスカルの学校のオンライン交流授業
- 高齢者向けのzoom講座を企画
- これまで作っていた環境教育のプログラムにSDGsの要素をプラス
zoomの機能を利用して、投票(アンケート)を実施したり、画面共有、ブレイクアウトルームで分かれてお話をしたりと、オンラインミーティングの練習的なこともしてみました。
今回、コロナの影響は取り組まれている事業形態などで状況がかなり違っていましたが、皆さん知恵を絞って、形を変えて実施したり、リモートできるものは対応するなど様々でした。
SDGsに関しては、コロナの影響によりオンラインが活発になったことで、海外とつなげるような取り組みが生まれたりしています。学校関連は長期休校の影響がありつつも、SDGsが注目されている事もあって、取り組みを進めたい意欲が多いように感じました。
希望も見える一方で、まだまだコロナの影響は大きいですが、こうした形で情報交換の場を持つのは良いと感じましたので、また実施したいと思います。
ご参加頂いた地域ESD拠点の皆さん、ありがとうございました。
まとめ:伊藤博隆(関東地方ESD活動支援センター)