関東地方ESD活動支援センター

『ESD 研究』第７号 December 2024
執筆者：建元喜寿・吉田賢一・山崎遊・薄羽美江

令和7年6月3日に「令和6年度森林・林業白書」が閣議決定。今回の特集は、テーマを「生物多様性を高める林業経営と木材利用」とし、初めて生物多様性を取り上げています。この白書を通じて、我が国の森林・林業に対する国民の関心と理解がより深まることを目指しています。

花王(株)では、2019年から毎年「環境・SDGsに対する意識と行動調査」を実施。今回の調査では、SDGsの認知度が大きく向上している一方で、日常生活における環境行動が減少傾向にあることが明らかに。世代によって環境に対する意識や行動にギャップがある実態も浮かび上がった。

SDGs市民社会ネットワーク地域ユニットでは、2023年度から「NPOのSDGs全国調査プロジェクト」を実施。2024年度は「権利基盤型アプローチ（RBA）」を踏まえて、全国7地域、29の市民組織にインタビューを行い、これまでの調査結果をまとめた動画を作成し、公開。

東京都では、ネイチャーポジティブの実現に向けて、都内の野生生物情報が一目でわかるデジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成を、市民参加のもと進めています。5/22「国際生物多様性の日」に合わせて、第2弾として、クモ類及びセミ類の目録を新たに公表。

本報告書(食料危機に対するグローバルネットワーク発表)によると、急性食料不安と子どもの栄養不良が6年連続で増加、2024年には、世界で最も脆弱な地域の一部で何百万人もの人々が危機的状況に陥っている。

地域で脱炭素経営を推進する意義に着目し、構築した支援体制の継続、地域の中小企業を巻き込みや脱炭素に向けた取組の浸透について、参考になる手順・ポイントを整理しその方法や具体例をまとめた。5/19公表

ユニセフ・イノチェンティ研究所の報告書「レポートカード19：予測できない世界における子どものウェルビーイング」(2025年5月14日発表)によると、コロナ禍後、先進国の子どもたちの学力、精神的幸福度、身体的健康に著しい低下が見られた。

ドキュメンタリー番組「THE名門校日本全国すごい学校名鑑」（BSテレ東 5/10放送、5/24(土) 10:59まで無料配信）にて、晃華学園中学校高等学校を紹介。公民の授業で行われる「模擬国連」に挑む中学3年生の奮闘に密着。

日本公民館学会は、創立20周年記念事業の一環としてリーフレット「持続可能な地域づくりと公民館」を作成。8つの公民館を事例としながら公民館の「目標」やどのように学習を組織しようとしているのか「（アプローチ）」、公民館がつくる基盤／システムについて紹介。