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2018.06.13 イベント紹介 

「地理教育におけるシステムコンピテンシーモデルの開発」

講演会・セミナー情報
日本地理教育学会6月例会

「システムアプローチの理論と実践」

日時 6月24日(日)13:30~17:00
会場 早稲田大学(早稲田キャンパス)11号館506教室(5階)
講演 アーミン・レンプフラ―教授(スイス・ルツェルン教育大学)
「地理教育におけるシステムコンピテンシーモデルの開発」
報告 今野良祐(筑波大学附属坂戸高)
コーディネータ 山本隆太(静岡大学)

主催 日本地理教育学会

※例会は事前申込・参加費不要(懇親会は当日参加者募集)

講演では,以下のような内容を取り上げます。
・システム思考とは?システムコンピテンシーとは?
・ドイツ語圏の地理的な見方・考え方の根幹は何か?
・システムコンピテンシーを育む地理教材の具体例は?(ソマリアの海賊,海陸風,アフリカの人口増大,日本の地震など)
・「コンピテンシー」はどのように開発されるのか?

「ソマリア沖で行われる海賊行為はかねてから国際海運上の課題であった。2008年12月以降,EUなどが海軍部隊を配備して海上作戦を展開した結果,海賊事案は減少し,海洋の安全保障は保たれた」

この話を聞いたとき,地理を学んだ生徒は一体どのように反応するべきだろうか?

安全保障の改善と海上物流の安定化を評価するのか?
それとも、問題は果たして解決したのかと問い直すのか?

 複雑化した現代世界において,複雑な事象と向き合うための資質・能力を生徒にどう身につけさせるか。カギとなるのはシステム思考,システムコンピテンシーである。

 世界の地理教育において,特にドイツ語圏の研究者らはシステム思考の教材化にいち早く取り組んできた。その中心人物であるスイス・ルツェルン教育大学のアーミン・レンプフラー教授を招き,地理教育におけるシステムの資質・能力(地理システムコンピテンシー)の理論と実践について紹介してもらう。

そして,今後のESDやコンピテンシー志向の地理教育を考える。

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