関東地方ESD活動支援センターでは、身近な題材、地域の課題と組み合わせて、気候変動への取組み意欲向上を目指す「気候変動じぶんごと化プロジェクト」を推進してまいりました。
1年目の令和4年には、「気候変動」「地域の地理」「防災」を組み合わせたプログラムを開発し、2年目以降はその普及に取り組んでいます。これまで、男女共同参画の視点からジェンダー平等など多様な人々が安心安全にすごせる避難所開設訓練を取り入れたり、災害への対策が特に喫緊の課題でもある福祉施設で再生可能エネルギーの設置という具体的アクションを考えるなど、様々な展開を見せています。
また「自分の日常生活」と「地球規模の気候変動」という全く異なるスケール感により、ともすれば無力感や負担感を感じがちな気候変動対策において、自分の住む地域の防災や、インパクトのある体験、他者との対話を取り入れたプログラムを通じて、気候変動を「じぶんごと」としてポジティブに捉えることに力を入れてきました。
本フォーラムでは、これまで3年間の歩みを実践例を交えて報告すると共に、「気候変動じぶんごと化」に向けた今後の展望について、参加者の皆さんと一緒に考えます。ご関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
【開催概要】
日時 | 2025年(令和7年)1月25日(土)14:00〜17:30 |
会場 | オンラインとのハイブリッド開催
● 会場:東京ウィメンズプラザ ホール 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F 表参道駅(東京メトロ)B2出口徒歩7分または 渋谷駅(JR他)宮益坂口徒歩12分 ● オンライン:Zoom(お申込みの方にURLを送付いたします) |
定員 | 100名(要事前申込) |
対象 | SDGs、ESDにご関心のある方 教員、学生(小学生、中学生、高校生、大学生)、行政、NPO、企業の方など |
参加費 | 無料 |
主催 | 関東地方ESD活動支援センター、環境省関東地方環境事務所 |
【基調講演】
気候変動の『じぶんごと化』とはなにか – シティズンシップ教育の視点から –
立教大学 環境学部設置準備室 大学院社会デザイン研究科 教授 二ノ宮リム さち 氏
令和4年「気候変動じぶんごと化プロジェクト」発足時からアドバイザリーとして参画し、プログラム開発や展開においても数多くのご意見をいただきました。本プロジェクトが気候変動アクションの創出にどう貢献したのか、さらに今後の展開への期待も踏まえてご講演いただきます。 |
【プログラム】
14:00~15:00 「気候変動じぶんごと化プロジェクト」実践報告 | ||
・取組み概要 | 関東地方ESD活動支援センター | |
・気候変動×避難所×ジェンダー (於:千葉県流山市立東部中学校) |
流山防災まちづくりプロジェクト | |
・気候変動×再エネ×福祉 (於:千葉県柏市ザザビードゥ) |
銀座環境会議 | |
15:00~15:40 【基調講演】 気候変動の『じぶんごと化』とはなにか – シティズンシップ教育の視点から – |
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立教大学 環境学部設置準備室 大学院社会デザイン研究科 教授 二ノ宮リム さち 氏 | ||
15:50~17:00 【パネルディスカッション】【ぺちゃくちゃタイム】 ●テーマ1:「気候変動自分ごと化プロジェクト」の意義 ●テーマ2:実践する/展開するときのポイント |
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服部 乃利子氏
二ノ宮リム さち氏 高田 研氏 矢口 輝美氏 平野 将人氏 |
(静岡県地球温暖化防止活動推進センター センター次長)
(立教大学 環境学部設置準備室 大学院社会デザイン研究科 教授) (地球温暖化防止全国ネット(JNCCA) 理事長) (流山防災まちづくりプロジェクト 代表) (銀座環境会議 代表理事) |
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17:00~17:30 ネットワーキング(会場のみ) |
※プログラムの内容は、変更が生じる可能性があります。
【お申込み方法】
こちらの「お申込みフォーム」よりお申込みください。
【フライヤー】
【主催・お問合せ】
関東地方ESD活動支援センター 担当:伊藤、松沼、島田
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F
TEL:03-6427-7975 FAX:03-6427-7976
(在宅勤務時は電話応対が出来ませんので、なるべくメールでご連絡ください)
kanto★kanto-esdcenter.jp(★を@に変化してお送りください)