学習指導要領の改訂により、高校に「総合的な探究の時間」が科目として導入されるのを機に、SDGsをテーマに取り組んでいる学校も増えてきました。また最近では、テレビ等でもSDGsを取りあげる番組が増加してきており、SDGsという言葉の知名度そのものは向上してきていると言えます。
しかし、SDGsを総合的に理解する機会は限られており、当センターにもSDGsに関した授業の進め方について、お問合せを頂くこともあります。そうした背景から、主に高校の教員の方を対象に、本勉強会を企画しました。国立、私立、公立のそれぞれで実践されている先生から、カリキュラム・マネジメントを見据えた上での導入経緯、取り組みの目指すゴールなどについてお話いただき、参加者の皆さんとディスカッションをします。ぜひご参加ください。
日時 | 令和3年8月25日(水)14:00~16:30 |
場所 | |
対象 | 教員、教育委員会の方(主に、中高) |
参加費等 | 無料(対面で人数制限があるため要お申込・先着順) |
主催 | 関東地方ESD活動支援センター |
協力 | (一社)ESD TOKYO |
チラシ PDF:748KB |
【プログラム】
14:00 | 開会:趣旨説明 |
14:05 | 第1部:高校のSDGsの取組みの実践報告 1:筑波大学附属坂戸高校教諭(農業科) 建元喜寿氏 2:(一社)ESD TOKYO 佐藤駿介氏(私立中高でSDGs担当教員) 3:千葉県立小金高等学校 総合学科部長 椿 仁三千 氏 |
15:15 | 第2部 SDGsの探究について考えるワークショップ □ファシリテーター:ESD TOKYO 共同代表 松井晋作氏 ■第1部参加感想共有 →掘り下げてみたいテーマの洗い出し → 出てきたテーマ毎に席替え ゴール:テーマごとに、実践のためのアイデアを出す ※全体知として課題解決を含めた方法論や組織マネジメントを全員で共有し考える ※最終的には中等教育の方向性を打ち出す |
16:30 | 終了 |
【講師&ファシリテーター】
■[講師] 筑波大学附属坂戸高校教諭 建元喜寿 氏
担当教科は農業。学校農場を活用したESDに取り組んでいる。2008年から2010年までJICA青年海外協力隊(環境教育)で、インドネシアの国立公園に滞在。その経験をいかして、高校では国際教育も担当し、文部科学省のSGHやWWL事業にとりくむ。アセアン各国の高等学校とSDGsを軸としたシンポジウムを毎年、開催している。
■[講師](一社)ESD TOKYO 佐藤駿介 氏
(一社)ESD TOKYO 共同代表、私立中学・高等学校教諭
大学で政治学を学び、一般企業に勤務。その後、大学院を卒業し、私立高校の教員となる。「実践に伴う知識の獲得」を掲げ、現在はESD/SDGs学習推進担当として活動している。
■[講師]千葉県立小金高等学校 総合学科部長 椿 仁三千 氏
進路指導主事として長年進路指導、キャリア教育を担当。現場で「SDGs×小金高校=ミライガク」を実践し、アクティブラーニング、ICT教育、探究学習、協働学習、SDGs教育を推進。日本キャリア教育学会認定キャリアカウンセラー、専門学校華学園アクティブラーニングコーチおよび評議委員、高等教育研究会メンバー、高等教育研究会FMICSメンバー、千葉県初任者研修講師(キャリア教育)。
□[ファシリテーター]
(一社)ESD TOKYO、桐蔭横浜大学 教育研究開発機構 専任講師 松井晋作 氏
大学院修了後、高校教員として10年間従事。その後、多摩大学を経て、現在、桐蔭横浜大学教育研究開発機構専任講師。
ESD TOKYO共同代表理事として、学校と社会をつなぐコーディネート事業や教育プログラム開発、教育効果検証ツール、カリキュラム・マネジメント事業等の多数実績あり。研究分野は、教育社会学。特にESD(持続可能な開発のための教育)、GCED(地球市民教育)、SDGsの実践と研究。中等教育を対象とした教育データ分析や授業改善、ICTを活用した授業実践など。
【会場詳細】
■会場名:東京ウィメンズプラザ視聴覚室
■住 所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山1F
■交 通:
【渋谷駅】(JR・東急・京王井の頭・東京メトロ)
ヒカリエから徒歩10分
都バス(渋88系統)で2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分
【表参道駅】(東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線)
B2出口から徒歩5分
お申込み
以下のフォームより、お申込みをお願いします。
→ お申込み受付を終了させていただきました。
※お申込締切:令和3年8月24日(水)17:00
※本セミナーは、教員の方を対象としております。
【お問合せ】
関東地方ESD活動支援センター 担当:新木、伊藤、島田
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F
TEL:03-6427-7975
(在宅勤務時は電話応対が出来ませんので、なるべくメールでご連絡ください)
kanto@kanto-esdcenter.jp
http://kanto.esdcenter.jp