この企画は、SDGsに興味のある中高生の皆さんが、普段通う学校を飛び出して、地域や学年の違う他校の生徒や、企業でSDGsを担当する方との交流・発表をする場です。これはコンテストではなく、皆さんが考えたSDGsの取組みに対し、様々な立場の人と交流し、フィードバックをもらう、学び合いの場です。
「学校でSDGsについて学ぶ機会が少ない」、「社会で活躍する大人とSDGsについて話してみたい」、「自分が考えるSDGsアクションに対し、率直な意見をもらいたい」などと思う生徒の皆さんに、積極的にSDGsに関わる場所を提供していきます。ご興味のある方は、是非ご参加ください。
【令和4年度 SDGs文化祭 参加メンバー募集要綱】
対象 | 中学生及び高校生またはフリースクール等の生徒によるチーム(一人でも可) |
参加資格 | 1.SDGsに本気で取り組みたい意欲があること 2.既にSDGsに関して、何らかのアクションを起こしていて、それをオンラインで10分程度で発表できるものがあること 3.全行程(3回)とも参加できること 4.Web会議(zoom)への参加やEメールの使用が可能な通信環境があること 5.報告書・次年度広報に顔写真・作成資料の掲載が可能であること |
実施内容 | SDGsの担い手であるユース世代が集い、SDGsの課題解決に向けてユース世代が考えるアクションを、企業でSDGs担当をする社会人や全国の同世代との交流を通じて、SDGsアクションを深化させます。 |
定員等 | 10チーム程度(定員に達した時点で、お申込み受付を終了いたします) 締切:令和4年8月1日(月) |
参加費等 | 無料(webミーティング等の通信費及び交通費等は、各自でご負担をお願いします) ※目安として、zoom等の会議を1時間すると、1GB程度のデータ容量が必要です |
主催 | SDGs文化祭実行委員会 |
共催 | (一社)ESD TOKYO |
協力 | グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン GCの社内浸透研究分科会・SDGs分科会 関東地方ESD活動支援センター |
その他 | 本企画は、中高生を対象としているため、大人の参加はできません。 |
「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 分科会」について グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンは、国連グローバル・コンパクトの理念を日本で実現するために、会員と協力し、様々な政府の重要政策立案や国連機関との協働プロジェクト活動をしています。 GCNJでは会員企業・団体が主体となって、テーマ別の分科会活動を行っています。会員が積極的に参加し、学習・協働・発信を行なう「オープン・ソーシャル・イノベーション」の場です。企業の実務者が他社の実践や学識経験者から学び、CSRの考え方やSDGsの取り組み、環境経営、贈賄防止強化に向けたガバナンス体制の構築、サプライチェーンや人権問題への取り組み、サステナビリティレポートの策定などについての議論・情報交換を行っています。企業・団体の域を超えた助け合いの場としてGCNJの中心的活動となっています。 2021年度、計14の分科会(298企業/団体、延べ2,600人強)が活動しています。(2021年9月現在) |
【令和4年度SDGs 文化祭:全体スケジュール】
キックオフミーティング | 8/3(水) 15:30-18:00 |
オンライン | エントリー中高生で、それぞれのSDGsアクションを発表し、意見交換 |
2nd session | 8/5(金) 14:00-16:30 |
オンライン | 企業のSDGs担当者に向けてSDGsアクションを発表し、フィードバック(アドバイスや感想)をもらいます。 |
3rd session | 8/23(火) 16:00-18:00 |
オンライン | 振り返りを行い、どのような学びがあったのか、全員で共有します。 |
SDGs文化祭の実施イメージ
【本企画の特徴】
中高生を対象としたSDGsの企画は多くありますが、本企画の特徴は以下の通りです。
①中高生による横の繋がりづくり
近年、SDGsに取り組む学校は増えていますが、まだ限られています。そのため、SDGsに取り組みたい意志はあっても、そのような環境にない生徒が多く存在しています。学校の枠を越えて企画立案・運営することで、意志を持った生徒を結び付け、日本におけるSDGsの推進を加速させていきたい。
②生徒主体の発信
あくまでも生徒を主体とし、大人は場を提供するだけ、というスタンスを取っています。そのため、いわゆる賞は設けず、あくまでも取り組んだことを評価します。文化祭のように、それぞれが自分の興味の下に、様々な実践と発表を行っていきます。
■コーディネーター(SDGs文化祭実行委員会)
松井晋作氏
- 大学院修了後、高校教員として10年間従事。その後、多摩大学を経て、現在、桐蔭横浜大学教育研究開発機構専任講師。
- 一般社団法人ESD TOKYO共同代表理事。学校と社会をつなぐコーディネート事業や教育プログラム開発、教育効果検証ツール、カリキュラム・マネジメント事業等の多数実績あり。
- 研究分野は、教育社会学。特にESD(持続可能な開発のための教育)、GCED(地球市民教育)、SDGsの実践と研究。中等教育を対象とした教育データ分析や授業改善、ICTを活用した授業実践など。
佐藤駿介氏
- (一社)ESD TOKYO 共同代表、私立中学・高等学校教諭
- 大学で政治学を学び、一般企業に勤務。その後、大学院を卒業し、私立高校の教員となる。
- 「実践に伴う知識の獲得」を掲げ、現在はESD/SDGs学習推進担当として活動している。
■SDGs4「質の高い教育をみんなに」で本勉強会と関連する主なターゲット
ターゲット4.4 | 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 |
ターゲット4.5 | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 |
ターゲット4.7 | 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 |
【お申込】
【お問い合わせ先】
・SDGs文化祭について
SDGs文化祭実行委員会
担当:佐藤駿介(私立高等学校教諭)
メールアドレス:sdgs.school.festival(a)gmail.com ※(a)を@に変えてお送りください
・申込先
関東地方ESD活動支援センター 担当:伊藤、島田
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F
TEL:03-6427-7975
(在宅勤務時は電話応対が出来ませんので、なるべくメールでご連絡ください)
kanto(a)kanto-esdcenter.jp ※(a)を@に変えてお送りください
http://kanto.esdcenter.jp