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2021.09.02 ESD/SDGsニュース SDGs関連 センター事業 レポート 

<開催報告>令和3年SDGs文化祭 3rd session


【開催概要】

タイトル 令和3年SDGs文化祭 3rd session 日時 令和3年8月25日(水)10:00~12:30 場所 Webにて開催(zoom) 主催 SDGs文化祭実行委員会 共催 (一社)ESD TOKYO 後援 東京大学EMPOWER Project 協力 関東地方ESD活動支援センター

 

【企画背景】
これまでESDや環境教育は、主に小学校を中心に取り組まれてきましたが、2015年に国連でSDGsが制定されて以降、中学・高校でのSDGs教育へのニーズが高まってきました。こうした背景から、有志によるSDGs文化祭実行委員会を組織し、令和元年度に第1回SDGs文化祭を企画・運営しました。本企画は、SDGsに興味のある生徒を集め、協働して実践・発表の場を設けるものです。SDGsに興味があっても周囲に仲間がいない生徒や、学ぶ機会の少ない生徒に、積極的にSDGsに関わる場所を提供しています。またコロナ禍の影響により学校内外での生徒の活動の場が減少している時期だからこそ実施する価値があると考え、オンラインを活用して開催する事としました。

 

【令和3年度SDGs 文化祭:全体スケジュール】

キックオフミーティング 7/18(日)
14:00-16:30
オンライン 問題意識や興味がある分野の共有を行います
2nd session 7/27(火)
15:30-17:00
オンライン 各自で考えたアイデアを大人に話して、アドバイスや感想を聞き、アイデアをブラッシュアップします。
3rd session 8/25(水)
10:00-12:30
オンライン チーム分けを行い、今後取り組んでいくSDGsプロジェクトを固めていきます。
中間発表 9/26(日)
14:00-16:30
オンライン 発表本番に向けてチームごとに途中経過を発表し、本番に備えます。
SDGs文化祭 10/31(日)
13:00-16:30
オンライン チームで取り組んだ成果を、様々な立場の人に発表し、対話・交流します。

 

 

■コーディネーター(SDGs文化祭実行委員)
〇松井晋作氏
大学院修了後、高校教員として10年間従事。その後、多摩大学を経て、現在、桐蔭横浜大学教育研究開発機構専任講師。一般社団法人ESD TOKYO共同代表理事。学校と社会をつなぐコーディネート事業や教育プログラム開発、教育効果検証ツール、カリキュラム・マネジメント事業等の多数実績あり。
研究分野は、教育社会学。特にESD(持続可能な開発のための教育)、GCED(地球市民教育)、SDGsの実践と研究。中等教育を対象とした教育データ分析や授業改善、ICTを活用した授業実践など。
〇佐藤駿介氏
(一社)ESD TOKYO 共同代表、私立中学・高等学校教諭
大学で政治学を学び、一般企業に勤務。その後、大学院を卒業し、私立高校の教員となる。
「実践に伴う知識の獲得」を掲げ、現在はESD/SDGs学習推進担当として活動している。

■協力団体
〇東京大学EMPOWER Project
東京大学の学生が中心となって、「誰一人取り残さない世界」を実現するための新プロジェクトを立ち上げました。私たちは、「協力が必要な時は、お声を!」の気持ちを表すマークである「マゼンタ・スター」を広めていくことで、困った時、協力してくれる人をみつけやすく、誰もが誰かのためになれる世界をつくることを目指しています。

 

【プログラム実施内容】

3rd sessionとなる今回は、文化祭本番に向けてテーマ別にグルーピングを行いました。お互いにどんな対象や社会問題に関心があるのかを知っていく必要があるため、2ndセッションと同じように1人につき5分の発表、参加者同士で行っていただき、発表を通して相互に理解を深めていく時間となりました。
全体進行:佐藤駿介氏(一社)ESD TOKYO 共同代表、私立中学・高等学校教諭


■発表テーマ一覧

これまで、個人として探究を進めてきた「SDGsアクション」について、一人5分程度で発表を行いました。

 文房具 作る責任使う責任  ランドセルや

 文房具で貧困をなくそう

 貧困とフードロス解決案  SDGsの認知度向上
 LGBTQユース  ファッションという視点からジェンダー平等を目指す
 子どもの貧困(国内)
 マイクロプラスチックと環境についての動画作成  児童労働(国際)
 Fair Trade  外国人労働者問題(国内)
 安全な水を世界中に(対象:インド)  食品ロス解決に向けて
 絵本を使って国際交流  海外の子供への寄付

テーマ別グループ(案)

みなさんの発表内容を総合的に判断して、現在以下のテーマがチーム別候補に挙がっています。本日の発表をお互いに聞いて今後、自分のテーマと似た人とグループを組んでアイデアを発展させる。チームに入らず自分のアイデアをより深めていく。等、それぞれ選択をして、発表の準備を進めていきます。

1  ジェンダー平等
2  環境問題
3  国際協力
4  フェアトレード
5  教育関連
6 SDGsの広報
7  貧困に関わる内容

◆発表へのコメント◆

EMPOWER Project 共同代表 飯山智史氏 (東京大学大学院)

●昔からある問題で、それがずっと解決されていな場合「既にあるシステムが広がっていないのはなぜなのかを」考えることが大切だと思う。同じレールを若い世代が踏むということは大事だと思うが、現在うまくいっていない「デメリット」を捉えた上で、若い視点からそれを変える工夫を加えていくことができるとよくなっていくと感じています。

●SNS等で情報を拡散していく。という点にみなさん注目している様子なので、この方法を考えていくのもいいと思います。例えばSDGS文化祭で1つアカウントを所持して、月曜日は「環境問題」、火曜日は「貧困問題」など複数人でお互いを意識しながら運営していく方法もありだと思いコメントさせていただきます。

 

EMPOWER Project メンバー影山舜氏(東京大学3年)

コメント(一部抜粋)

●どの発表もスローガンをしっかり決められている事が良いと思います。これから進めていくうえで、知識が増えたり、人の意見を聞いて考えが変わっていくこともあると思いますが、ぶれることなく進めるのに、最初に決めたスローガンを大切にして欲しいです。

●アイデアを考えることから一歩踏み出して行動を起こすことはハードルがあるなかで、それぞれの方が既にアクションを起こしていることが尊敬できるポイントだと感じました。

●根拠となるデータをそろえるために「アンケート収集」、「プラットフォームの形成」、「インタビュー取材」、「複数のアプローチ形成」と仮説に基づいて進められている点がとても素敵だと思います。

 

■まとめ

ファシリテーターよりコメント
ESD TOKYO 共同代表 松井晋作氏

●課題ひとつづつ丁寧に扱うことを心掛けてるといいと更によくなっていくと思います。例えば LGBTQでも一区切りのものではないはずです。アルファベットの間になる方もいるし、表現に当てはまらない方もいらっしゃると思います。多様性を扱うことを意識して、注釈や誰に対してという言葉を添えることをしながら、前面に出てこない、背景にあることを意識して丁寧に進めていただければと思います。
●現地の方に「してあげる」という感覚で実施するのではなく、現地の方のニーズを把握すること。自分の価値観と、現地の価値観が違っていることは往々に発生します。「自分としては」と「現地としては」という2つの視点を持って発信することが大事ですね。
●主語が自分以外の「現地の人」。人間ではなくて「動物」だったり、「環境」である場合もあります。その上で、あえて「自分としては」という発信ができると非常にいいと思います。

 

◆事務局より◆

 キックオフと2ndセッションではたくさんのアドバイスをいただいて、今回の3rdセッションではアイデアのブラッシュアップと同時にZoom操作、パワーポイントでの資料作成、発表時の話すスピード等、慣れて上手になっている様子を拝見させていただきました。

時間をかけて発表準備をしてくださった皆さんのアイデアがこれから具体的に動きだすのをとても楽しみしています。夏休みが終わってしまって参加できなかった生徒さんも、次回の中間発表会9/26(日)14:00-16:30にてお会いできることを楽しみにしています!

現在のオンライン・ミーティングは、お申込み頂いた中高生のみの参加になりますが、10月31日(日)の「SDGs文化祭」では、成果を発表するとともに、一般来場者の方との意見交換を行いますので、お楽しみに!(オンラインかリアルかは、未定です)

 

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