ユースが考える「SDGs課題解決に向けた取り組み」についての対話の場!
昨年度から開催しているこの文化祭は、SDGsに興味があっても周囲に仲間がいない生徒や、関心があっても学ぶ機会が与えられていない生徒が集い、SDGsについて学び・実践し、発表する取り組みです。
将来の社会を担っていく若者にとって、持続可能な未来は、まさに自分事です。そうした彼・彼女たちは、将来についてどのような課題あると考えているのか、またそれをどのような方法で解決しようと考えているのか。これまで4回の活動を通じ、それぞれにSDGsの課題解決につながる取り組みを考えてきました。この文化祭では、彼らが考え実践する、様々なSDGs への解決アプローチを、広く世の中に問うものです。今の高校1年生は、SDGsの目標年である2030年には25歳になり、さらにその先の50年後の未来の当事者でもあります。まさに「自分ごと」としてSDGsを考える、彼女・彼らとともに、どのようにSDGsに取り組んでいけば良いのか、ご一緒に考えてみませんか。
社会人の方、sdgs_culture-fes2020同世代のユース、親子など、SDGsにご関心のある皆さんのご参加を頂き、中高生との対話を通じて、一緒に未来の扉を開いていきましょう。
【SDGs文化祭 実施概要】
日時 | 令和2年11月15日(日)14:00~17:00 |
実施方法 | オンライン(zoom)→要お申込<11/13(金)正午締切> ※お申込み頂いた方に、zoomの視聴URLをお送りします |
主催 | SDGs文化祭実行委員会、(一社)ESD TOKYO、(一社)環境パートナーシップ会議 |
後援 | 東京大学EMPOWER Project、 |
協力 | 立教大学ESD研究所、聖心女子大学グローバル共生研究所、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター、筑波大学付属坂戸高等学校、関東地方ESD活動支援センター |
対象 | SDGs、ESD等に関心のある、学生・生徒、企業、行政、NPO等どなたでもご参加いただけます |
内容 | 関東を中心とした各地から集まった、SDGsに関心を持つ中学生・高校生たちが集い、SDGs課題をどのように解決していくのかを考え、アクションを行っているものを発表。SDGs文化祭に来場された方とのディスカッションを通じ、自分たちの考えをさらに深めていく(オンライン開催) |
参加費 | 無料(登録制・オンライン) →本ホームページよりお申込みください。お申込み頂いた方に、後日zoomの参加方法をお送りします。 |
【SDGs文化祭 プログラム】
13:45 | オンライン入室開始 | 開始までお待ちください |
14:00 | オープニング・セレモニー | 開催趣旨の紹介や、各チームの説明を行います |
チーム発表(プレゼンテーション、ワークショップ等) 各チームのセッションを実施します。4枠設けますので、関心のあるテーマを選んでご参加ください。各チーム、2回ずつ発表します。 |
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14:15 | セッション1 | |
1、Support to Change 2、外国籍児童の現状を知ってもらう |
3、国内の外国人支援におけるVoYJでの発信 4、絵本プロジェクト |
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14:50 | セッション2 | |
1、海外への手助け 2、外国人支援を目的とした発信 |
3、環境にいいことをtwitterを使って広める 4、ゲスト |
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15:25 | セッション3 | |
1、ゲスト 2、環境にいいことをtwitterを使って広める |
3、Support to Change 4、外国籍児童の現状を知ってもらう |
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16:00 | セッション4 | |
1、国内の外国人支援におけるVoYJでの発信 2、絵本プロジェクト |
3、海外への手助け 4、外国人支援を目的とした発信 |
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16:30 | 各部屋よりコメント(各5分) | |
16:50 | 閉会挨拶 | |
17:00 | 終了 | お疲れ様でした |
【SDGs文化祭 各チームの発表内容】
令和2年11月13日現在(内容は変更になることがあります)
Support to Change | 学生の悩みを解決するために気軽に相談できてストレスを発散できるウェブサイトを作るプロジェクト。不登校の子供達や何かしらの理由で取り残されやすい子供もサポートしていきたいと考えている。ウェブサイトには相談できるチャット機能などの他にも学生の悩みなどの情報提供、解決策、SDGsに関連し環境問題について新しい内容なども掲載予定。オンラインイベントなども計画したいと考えている。 |
外国籍児童の現状を知ってもらう | ボイス・オブ・ユース JAPANに投稿する記事を作る上で大変だったこと、それを通して伝えたいことなど。 |
国内の外国人支援におけるVoYJでの発信 | メンバー共通のゴールは、国内の外国人支援である。メンバーそれぞれ発信する内容について投稿を作成、フィードバックをしたのちに、ボイス・オブ・ユース JAPAN のプラットフォームを使用して発信する。 |
絵本プロジェクト | 日本でのSDGsの認知度はまだまだ低いのが現状です。こんな現状でSDGsに取り組んでも解決には程遠いと考えました。そこでまずはSDGsを知ってもらうとともに、なにか行動を起こすきっかけづくりをするという目的で絵本という形でSDGsを広めていくことにしました。高校生ならではの視点を入れ、私たちにしか作れない絵本をつくっていきます。 |
海外への手助け | 海外の貧しい国の人達にその国の人達だけで生活できるように(支援がなくても)する |
外国人支援を目的とした発信 | 自分の故郷である富士山の周辺から、観光で訪れる外国人に向けてゴミから考えるSDGsと災害から考えるSDGsを発信していきたい。ボイス・オブ・ユース JAPANを発信場所とする。 |
環境にいいことをtwitterを使って広める | SDGsはまだあまり知られていない。その為、たくさんの人が目にする〈SNS〉を利用して広めていきたいと考えた。特に幅の広い年代の人達が使っている『Twitter』を選び、SDGsについて知ってもらおうと思った。 グループ一人ひとりのプロジェクトは違うが、(例えば飢餓問題、海洋性プラスチック問題など)“端的にわかりやすく”をモットーにTwitterで発信している。(アカウント→env研究所 ID:@kankyoniikoto) |
<ゲスト参加> ボッチャとブラインドサッカーを通じた健康と福祉 |
桐蔭学園高校トランジションゼミ同好会では、健常者と障がい者が共に支え合う、ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を目指す社会を実現するための活動をしています。 昨年度は、ブエンカンビオ横浜というブラインドサッカーのプロチームとパラスポーツの体験会を開催しました。 また、ボッチャを通じて同じ地域内にある、あおば支援学校との活動もしています。 |
当日は、発表テーマ毎にオンラインの会議室を設け、中高生からのプロジェクトの発表を受け、ディスカッションを行います。zoom・ミーティングを利用したオンライン形式になりますので、スマホ、タブレット、パソコンからご参加頂き、対話します。
【SDGs文化祭:これまでの取り組み】
キックオフ! 6/28(日)@オンライン開催。各地から、大勢の中高生が集合。EMPOWER PROJECT のメンバーより、SDGsについての基礎的なレクチャーを受けた後、まずはどのような取り組みをするのか、個人でアイデアを検討。 |
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2ndセッション 8/8(土)@オンライン開催。EDcampTAMAと連携し、個人で考えたアイデアを市民や大学生との対話を通じブラッシュアップ! |
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3rd session 8/30(日)オンライン開催。取り組むテーマが近い個人同士でチームを作り、中身をさらに掘り下げていく。 |
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中間発表 10/4(日)オンライン開催。チームで取り組んできた内容を参加者全員でシェアし、色々な視点で掘り下げていく。 |
【本企画の特徴】
中高生を対象としたSDGsの企画は多くありますが、本企画の特徴は以下の3つあります。
①中高生による横の繋がりづくり
近年、SDGsに取り組む学校は増えていますが、まだ限られています。そのため、SDGsに取り組みたい意志はあっても、そのような環境にない生徒が多く存在している。学校の枠を越えて企画立案・運営することで、意志を持った生徒を結び付け、日本におけるSDGsの推進を加速させていきたい。
②中高生と大学生の縦の繋がりの強化
中高生と大学生がSDGsの推進に一緒に取り組むことによって、学校種を越えた新しい教育のデザインを示します。若い力のアイデアを具体化するためには、年齢を越えた協働の学びがとても大切です。
③生徒主体の発信
あくまでも生徒を主体とし、大人は場を提供するだけ、というスタンスを取っています。そのため、いわゆる賞は設けず、あくまでも取り組んだことを評価します。文化祭のように、それぞれが自分の興味の下に、様々な実践と発表を行っていきます。
■コーディネーター
〇桐蔭学園トランジションセンター専任講師:松井晋作氏
高校教員を10年間務めたのち、多摩大学を経て現職。目黒区・多摩市などで教育コーディネーターに従事する中で、関東地方ESD活動支援センターのユース応援企画のコーディネートを行う。研究分野は、ESD・SDGs・インクルーシブ教育・学校と仕事・社会をつなぐトランジション。
〇文化祭企画委員:佐藤駿介氏(私立学校教諭)
大学で政治学を学び、一般企業に勤務。その後、大学院を卒業し、私立高校の教員となる。
「実践に伴う知識の獲得」を掲げ、現在はESD/SDGs学習推進担当として活動している。
■協力団体
〇東京大学EMPOWER Project
東京大学の学生が中心となって、「誰一人取り残さない世界」を実現するための新プロジェクトを立ち上げました。私たちは、「協力が必要な時は、お声を!」の気持ちを表すマークである「マゼンタ・スター」を広めていくことで、困った時、協力してくれる人をみつけやすく、誰もが誰かのためになれる世界をつくることを目指しています。
SDGs(国連・持続可能な開発目標)4「質の高い教育をみんなに」 で本勉強会と関連する主なターゲット | |
ターゲット4.4 | 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 |
ターゲット4.5 | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 |
ターゲット4.7 | 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 |
【お申込】 お申込み受付を終了しました。 多くの方にお申込みいただき、ありがとうございます。 |
【お問い合わせ先】
・SDGs文化祭について
SDGs文化祭実行委員会
担当:佐藤駿介(私立高等学校教諭)
メールアドレス:sdgs.school.festival★gmail.com (★を@に替えてお送りください)
・申込等
関東地方ESD活動支援センター 担当:伊藤、新木、島田
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F
TEL:03-6427-7975 FAX:03-6427-7976
kanto★kanto-esdcenter.jp (★を@に替えてお送りください)
http://kanto.esdcenter.jp
リンク
〇令和2年度 SDGs文化祭
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・2nd session
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