実施日 | 令和3年7月26日(月)18:00~19:30 |
実施方法 | オンライン(zoomミーティング) |
講師 | ・NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長 鬼沢良子さん ・NPO法人 チャウス 理事長 加藤正幸さん ※ともに、地域ESD活動推進拠点 |
主催 | 関東地方ESD活動支援センター |
協力 | NPO法人チャウス、筑波大学付属坂戸高等学校(ともに地域ESD活動推進拠点) |
本プロジェクトの概要
ESDを実施するにあたり、「体験」は学習者にインパクトのある学びの機会であり、重要な要素です。今回の研究会では、畑での「体験」を通じて、「食」と、「生ごみ削減」の大切さに気づき、実践する人が増えることを目的とします。どのようなプログラムを実施すれば、効果的な気づきがあるかを考える、参加型プロジェクトです。プロジェクトにご登録いただいた方と一緒に学び合いながら、効果的なプログラムを考えます。
実施内容
ESD for 2030学び合いプロジェクト の概要
連続するプロジェクトのキックオフという事で、本事業全体についてご説明しました。
発表:伊藤博隆(関東地方ESD活動支援センター)
講演1
食品ロスと生ごみ削減・有効利用~私たちにできること~
NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長 鬼沢良子氏
「循環型社会」、「廃棄物・リサイクル政策の法体系」、「食品ロス」、「食品ロスを減らす取り組み」などに関してご発表いただきました。可燃ごみにはリサイクルが可能な資源物がまだ多く含まており、横浜市のごみ組成調査では、生ごみ、紙類の割合が高いなど、統計資料を織り交ぜ、食品ロスの現状についての理解を深めました。
講演2
自然学校で実施しているSDGs学習プログラム
NPO法人 チャウス 理事長 加藤正幸氏
今回のプロジェクトでは、皆さんで考えたプログラムを、11月に実践する事にしています。実践の現場としてご協力頂く、チャウス自然体験学校の取組みについて、ご説明いただきました。
チャウス自然体験学校は、群馬県桐生市を拠点に2002年(平成14年)に設立にされ、子どもから大人まで幅広い層を対象に、自然体験活動(野外教育、環境教育、冒険教育等)、ツーリズム、防災教育、持続可能な地域づくり等のプログラムの企画・運営する民間の自然学校です。これまでに、「わたらせ川の環境保全・保護活動」や、無農薬の野菜作りを年間を通じて行う、「はたけの楽校」などを実施しています。
参加者の方との感想・意見交換
プロジェクトにご参加頂いた方の、参加動機なども兼ねて、自己紹介をしていただきました。
コミュニティ・ガーデンを運営される方、学校コーディネーター、高校生、NPOの方など、全国から幅広いセクター、年齢層の方にご参加いただきました。意見交換の時間では、自己紹介を含めて参加理由を皆様からお話しいただき、多様なご意見と、新しい試みへの模索についてのお声を多くいただきました。
今後の展開について
今後、勉強会を実施しながら、テーマである<畑での「体験」を通じて、「食」と、「生ごみ削減」の大切さに気づき、実践する人を増やす>ためのプログラムを、メンバーの皆さんと考えていき、11月に実践します。(関東地方ESD活動支援センター 新木)
「ESD for 2030学び合いプロジェクト」とは
ESD活動支援センター(全国・地方8ヶ所)では、ESD活動推進に資するテーマを定めて地域内外のESD関係者に交流と学び合いの機会を提供することを目的に、環境省、文部科学省及びESD全国センターが共催するESD全国フォーラムの一環として、地方センターごとに実践・研修などの分科会活動を提案し実施するものです。
→ 全国センター 「ESD for 2030学び合いプロジェクト」
プロジェクト・メンバー登録
本プロジェクトでは、引き続き参加していただくメンバーを募集しています。ご登録いただいた方には、これまでのオンライン・ミーティングの動画視聴URLをお送りしますので、これまでのプロセスもご覧いただけます。(令和3年9月29日締切予定)
以下のフォームより、ご登録をお願いします。
→ お申込みフォーム
主催・お問合せ
関東地方ESD活動支援センター(担当:新木、伊藤、島田)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山B1F
TEL:03-6427-7975 FAX:03-6427-7976
kanto@kanto-esdcenter.jp http://kanto.esdcenter.jp